ガビ・トルコフスキー 現代における世界最高のマスターカッター
ダイヤモンド・カッターの名門家のもとに生まれ一族のなかでも屈指の技術を保有するガビ・トルコフスキー。
誰よりも真剣にダイヤモンド原石と向き合いだたひたすらにダイヤモンド研磨に
人生を傾けることで歴史に残る逸品を手がける機会を得てきました。
「ダイヤモンドは母なる地球からの贈り物である」
そうガビは語り、長きに渡ってひとつひとつの原石と向き合いながら
魅力を丁寧に引き出すことに全神経を傾けています。
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センテナリーとは、ガビ氏が、1つのダイアモンドに、
約3年間もの歳月をかけてカットしたダイアモンドのことです。
これは原石の形をダイヤモンドの輝きの特性を生かすため、全体を247面、
それぞれの角度が179度に設定されて世界最大級、かつ最高の輝きに仕上げられています。
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「石が私に語りかけてくるまで待つ」
そう表現するガビ氏の原石との対話は、ダイアモンドに対する真摯でひたむきな姿勢と、
ガビ氏の持つ才能がまとまる、その一瞬のタイミングのように感じられます。
ガビ氏2002年にはベルギー国王より祖国の貢献を称えられ、
その証としてナイトの爵位”レオポルドⅡ世勲章”を授与されています。